メソッドとは?
はじめに
今回のテーマは「メソッド」です。
クラスと同じくメソッドをたくさん使いながらアプリ開発をするので、まずは基本的な書き方から学んでいきましょう。
メソッドとは?
メソッドとは簡単に言うと「処理をまとめたもの」で
- 処理をするだけのメソッド
- 処理をして結果を返すメソッド
の2種類があります。
1. 処理をするだけのメソッド
void playSound() {
// ここに処理を書いていきます。
}
// ここに処理を書いていきます。
}
これが処理をするだけのメソッドの基本形です。
void は空っぽという意味で、処理をするだけのメソッドに使います。
クラス名は大文字から書きましたが、メソッド名は小文字から始めます。
単語の区切りはメソッドも大文字で書きます。
例) playSound, checkName, startGame
メソッド名は「このメソッドでは何をしているのか」が分かりやすいものにします。
先ほどの playSound という名前だと「何か音を再生するメソッドなんだろうな」ということが簡単に推測できると思います。
他の人がコードを見たときに何をしているメソッドなのか理解しやすい名前にすることを意識してみてください。
2. 処理をして結果を返すメソッド
処理をして結果を返すメソッドの場合は、void ではなく結果として返したいデータ型を書きます。
boolean checkSound() {
// ここに処理を書いていきます。
return true;
}
// ここに処理を書いていきます。
return true;
}
この例は boolean 型の値を結果として返すメソッドです。
データ型については次回以降詳しく紹介しますが、boolean 型は true または false の値をもつデータ型です。
「処理をして結果を返すメソッド」なので、値を return で返します。
このとき返す値を戻り値(もどりち)と言います。
次に行うこと
メソッドの基本的な仕組みはこれだけです。
次回は MainActivity.java に書いてあるメソッドを確認してみましょう。
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